ワクチン接種2回目完了とバレーボール公式戦(引退試合)

2021-06-01

 緊急事態宣言真っ只中です。

皆さんも何かと不自由な日々を過ごしていらっしゃることと推察します。

特に東京都は、元々の人口も多く感染者数も多いので、不安も強いと思います。

それでもライフラインは途絶えておらず、自分自身の衛生管理に気を配るだけでも自分と自分の周囲を守ることになるのですから、「手洗い」「うがい」「三密回避」を続けない選択肢はないと思っています。

感染リスクが高まる5つの場面(厚生労働省)

https://corona.go.jp/proposal/pdf/5scenes_poster_20201211.pdf

【ワクチン接種2回目完了】

先日、私も医療従事者の端くれとして働いているので、ワクチン先行接種のメンバーです。

無事に2回目も終了し、拍子抜けする程度の副反応でした。

それでも副反応で動けなくなった場合に備え、接種日と翌日は完全休業としていました。

私自身は、筋肉痛・わずかな倦怠感・微熱で済みましたが、周囲の人たちは発熱と倦怠感が強く出ている印象でした。

唯一、私が困ったのは、異様な空腹に襲われたことでした。

食べても食べても満腹にならない。食欲が止まらない。満腹感を得たい欲求が強く出ました。

元気だし笑い事と言えばそうですが、普段よりも大量に摂取するということは、消化器に負担がかかるという事で。

異様なほどの食欲に、当然のことながら胃痛に襲われました。

同僚に「これも有害事象になるの?」と聞いたら、

「それは原因の分かっている胃痛でしょ」

と冷たーく返されました。

その返し、予想してました。してましたけども…。

そんなこんなでもうすぐ接種から2週間になるので、最強生物(今のところ)に変貌しつつあるということで。

6月に入って、私が片手で車ひっくり返したら、副反応だと思ってもらえれば。

というか、そんなことをする場面もなければ被害甚大なのでやらないですけど。

そもそもワクチン打ったところでアベンジャーズにはなれないので。

ワクチンの集団接種も加速していて、一般接種も始まる兆しが出てきました。

マスコミの再放送的報道やネガティブな言葉で人の気を引くような手法に巻き込まれないように、余計なフレーズを無視できるように、情報を上手に取捨選択していきたいです。

【東京都高等学校体育大会兼全国高等学校総合体育大会予選兼国民体育大会予選(インターハイ予選)のバレーボール競技に帯同しました】

いわゆるインターハイ予選の正式名称がこんなに長いものだとは予想外でした。

高校現役時代から「インターハイ」としか聞いておらず、その名称でしか認識していなかったのですが。

帯同し始めてから10年になりますが、ずっと大会要項もいただいているにも関わらず、中身しか見ていなかったわけです。

いや、中身が分かってればいいと言えばいいんですけれども。

でも長いね…

それはそれとして。

今回の大会が、実質3年生の引退試合になります。

東京都の参加チーム数が、今回は267校。

これでも不参加のチームがあるというんですから、激戦区以外のナニモノでもないですね。

トーナメント形式の一発勝負。

どれだけ自分達のプレーができるかが鍵になります。

バレーボールとは面白いもので。

皆さんもご存知の通り、六人でボールを繋ぎ、3回以内で返球するんですが。

当然その3回以内で相手コートに返すまで、味方しかボールに触れないんです。

ネット側で相手コートのボールに触れたら反則です(オーバーネット)。

3回のボールタッチの間に、相手コートに返すだけではなく、攻撃する。

相手に不利になるように攻撃するんです。

その繰り返し。

しかも女子バレーですので、ラリーしてなんぼの競技です。

ボールは1個しかない。

それをコートの中の人間で繋ぐ。

特にバレーボールは、一人のミスが相手の得点になる。

自分自身ではどうにもならないことに対して寛容と忍耐を求められます。

自コートにプレーヤー6人というのも、これらのことに大きな意味を成しているように感じます。

そしてこのご時世ですので、完全無観客で登録メンバー以外は観戦できません。

コートの外にいるメンバーがベンチが必死で盛り上げていました。

一体感を得ることの重要性は、こういう時に分かります。

みんなで成し遂げると得も言われぬほどの悦びがあります。

良い試合をしながらも残念ながら敗戦を喫した訳ですが、ここで悔し涙を流したのは良い経験です。

なぜ、悔しくて涙が出るのか。

今の自分の限界を超えたからです。

前に進むための儀式です。

引退試合になった3年生は、スッキリしたものでした。

泣きながら笑っていました。

2年生に残さなければならないものを、彼女達は全身で伝えていました。

ここでまた、一つ成長。

感染に抗いながら、練習もろくにできず。とてもベストコンディションとは言えない状態にありながら、工夫をして今の自分が持てる力を出せたことは、次につながる経験です。

そして、この経験は社会に出てからも自分を助けてくれます。

他のスポーツでも同じようにできる経験です。

最近は部活動に対して風当たりが強く、不要論まで出ているくらいです。

それでも現場で生徒達の笑顔を見ていると、やはりこの年代だからできることですし、そこにあって欲しいと感じます。

3年生が口々に

「この学校でバレーができてよかった」

と。そう言ってくれたことが、私にとっての最高のご褒美でした。

また、新チームでも微力ですが助太刀できるよう精進を続けていく所存です。

私のモチベーションを上げてくれるのは、関わる人達の笑顔だと。

身に染みて再認識しています。

がんばるぞ!