靴による影響

2020-11-16

靴の履き方、習ったことある人ー!

 

私は本格的にインソールの勉強をするまでは全く聞いたことがありませんでした。

物心ついた頃には、キャラクターが描かれたビニールのズック。

小学校3年生の時にスポーツ少年団でバレーボールを始めてから、紐靴なる物を履いたわけです。

一番最初に履いたのは、ミズノのMラインの入ったバレーシューズ。一択でした。

体が小さかった私は、19cmの靴だったと記憶しています。

そこからほとんど伸びることなく、6年生では133cm。

なのに、バレーシューズは22.5cmを無理くり履いてました。

アシックスローテ®︎。22.5cm〜しかサイズがなかったんです。

憧れでした。先輩たちも履いていたし、みんなも履いてた。

当時私の足のサイズは、大きく見積もっても22.0cm。

今から考えると、21.5cmだったのではないかと推察します。

両親に泣いて訴えて、根負けした父がGOサインを出したのを覚えています。

中学生になり、体が少しずつ大きくなって足のサイズも22.5cmまでサイズアップしました。

最終的には、24.0cmに落ち着いています。

 

さて。足はどんな状態だったのか。

小学校の時、前述したように「履きたい靴」を履いていましたので、タコ・マメでき放題です。それが痛いと訴えると、祖母がハサミで切ってくれていました。

中学生になると、タコに加えて魚の目ができてきました。

外科に行って抉られては治らず、薬局に行ってスピール膏で治した経験があります。

足の形は専門的に勉強してから改めて見ると、本当にガタガタでした。

爪の変形。指の曲がり。扁平足。浮き指。皮膚の硬化。

病院に行ってもどれも無視される程度の変形。

自分でもサンダルを履いたときや裸足になった時に少し気になる程度だったのです。

足指って、曲げることしかできないと思っていました。

 

動けば疲れるのは当たり前。

動いて足が痛くなるのは当たり前。

根性と我慢が足りないからだと教えられてきたので、それが当たり前。

痛いのは自分のせい。

怪我するのは下手糞だから。

 

工夫をいくらしても出来ない自分を突きつけられるだけで、原因を探ることさえできなかったんですね。

そりゃそうだ。

選択肢もなくて、大人にも世間にもそういう知識がなかったのだから。

今みたいに情報があった時代じゃない。

だからこそ。

情報がすぐに手に入る、選択肢の多い今だからこそ。

靴による障害を一つでも多く未然に防いでいこう。

 

あ。一つ言っておきます。

これ、年齢関係ないです。

いくつになって始めても、変われます。

ご自身に変わる意思があれば変わっていきます。

 

もし、それを体感してみたいと思ったら、ぜひお声掛けください。